ワタシのさんぽ

宮城県で夫、二人の息子、’09/9/8 ドーベルマンのハンナが加わりました。

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母のこと ~いろんなきもちのひと月~

記事にしようか、しまいか。
少しだけ悩んだ。

そして、PCなんぞ立ち上げている余裕もなく、色々な事に追われていた。
日々の楽しいことを振り返って記事にしている余裕がなかった。


母が9月下旬に弟の運転するレンタカーで我が家にやってきた。
約1年ぶり。
あまり変わりもないような、いつもの母の姿。
時々、電話で会話、そして以前よりも少なくなったけど携帯のメールでのやりとり。
そんな約1年間だった。

母は、認知症だ。
発症したのは、確か2年前。

そして、会わなかったこの1年で驚くほどに
“記憶すること”
が、できなくなってしまった。


弟とマンションで二人暮らしの母にしばらくうちで過ごしてもらおう、という事になった。


もう少しで我が家に来てひと月。
早いような、短いような。。。


「今日は、何日?」
「子供たちは、何時に帰ってくるの?」
……
同じ質問を何度も繰り返す。

洗濯物のたたみ方が、統一されていない。

認知症特有なのだろうか。
今までの母に見られなかった言動。


「おかしい」
と思った2年前の当時。
半信半疑で連れていった病院の“もの忘れ外来”。
そして
「認知症の疑い」
と診断された。

そして、それが断定的になったとき。

ワタシは何だか遠い誰かの出来事にように感じたと同時に身近にいない母の様子を知る術もなく、楽観的に構えていたのかもしれない。
そして、日々の忙しさにかまけて、弟に母のすべてを任せきりにしていた。

時折、電話で話す母は、声の調子もなにも変わっていなかった。
メールの内容も大概が似たような内容だったけど、それもひと月に数回だったので、さほど気にしていなかった。


そして、今、母の状態に驚きながらも、初めての事に追われまくっている。
デイサービスをどこで受けるか?
これから先、どうしたらいいのか?

目先のことと遠い将来のこと、同時に考えなくてはいけない。

そして、繰り返される母との会話。


「今日は、何日?」
「子供たちは、何時に帰ってくるの?」

同じ質問に同じように応える。
ワタシ自身がどうにかなってしまうような錯覚さえ覚える。


弟と暮らしている住み慣れたマンションに
「帰りたい」
という反面、ワタシたち家族と一緒の時間もまんざらではない、ともいう。


ひとつひとつの同じ質問に同じように返答する。
決して
「さっきも言ったでしょう?」
などと声を荒げてはいけない。

「忘れている」
のではなく
「記憶にとどめておけない」
のだ。


それは
「先へ進まない物語を読んでいる」
ような気持ちです。


「悲しくない」
と言ったらうそだけど、嘆いている時間はない。
だけど、ふとした拍子に涙もでる。


救われるのは、ハンナが母を覚えていたこと。
1歳になる前に母と過ごした事があったせいか、母が来た当初からあまり母に吠えることもなく、今ではすっかり慣れました。
母は、ワタシと正反対で“動物が怖い”のです(苦笑)。
ドーベルマンが室内にいる、そして、にゃーくんに吠えてじゃれ付く。。。
動物が苦手な人なら耐えられない環境だろうと思う。


そして、何よりも夫の理解と協力。
子どもたちも母の同じ質問に辛抱強く応えてくれている。

悲しさとうれしさが入り混じった母が来てからのひと月。
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