ワタシのさんぽ

宮城県で夫、二人の息子、’09/9/8 ドーベルマンのハンナが加わりました。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

避けて通れない、嫌な思い出

私は、物心ついた時から大の動物好きだった。
(※以前も書いたかもしれない内容ですが、気にせずお付き合い下さいませ。)

母は、動物が嫌い、というよりも「怖い」という性格で、犬が近寄ろうものなら「怖いぃ~」と、逃げ出し、犬がうろついていたら怖くて車からも降りれないほどだった。子猫を拾ってきた時なんか、子猫が「ゴロ、ゴロゴロ~」と、喉を鳴らせば「怖いぃ~!」と、ふすまを閉めて近寄れない。でも、そんな母も子供の頃は、家にシェパードやアメリカンコッカースパニエルだのと、犬がいた生活を送っていたのにも関わらず「怖い」らしい。
母方の兄弟は、母以外、皆、動物が好きである。

「動物が怖い」というのは、環境などにも左右されるかもしれないが、母の場合、根っから「動物が怖い」のである。だって「噛まれた」とかでは、ないのだから・・・。

そして、父は私が生まれた頃は、2匹の犬(確か、マルチーズとボクサーだった)を飼っていたようで、母とは正反対のタイプ、まぁ、私の動物好きは父ゆずりなのかもしれない。

そんな、両親の元で育った私であるが「動物が怖い」と思った事などなく、犬を飼う事を日々夢見て、小学生時代は「ムツゴロウ王国」に憧れ、ファンクラブに入会し、セキセイインコを何羽も飼育し、近所の犬を散歩させてもらって満足していた。近所の犬をあまりにも可愛がっていたせいか、たまにその犬が夜に放されたりすると(今ではありえない事だけど)うちの庭にやって来て
「クーン、クーン・・・」
と、鼻を鳴らして私を呼ぶ位、なつかれていた。(今、思い出してもあのカーテンを開けたときに犬が私を見上げていた感動は忘れられない!)

そして、念願の犬を飼う事ができたのは、一戸建てに移り住んだ中学一年生の時である。
母方の叔父から1才になったメスの柴犬をもらった。飼い主が飼えなくなった、というので犬を飼いたい!と宣言していた私がもらう事になったのだ。

叔父の家に迎えに行った初対面の時は
「キツネみたい」
と、思った。
室内で飼育されていたせいか、首輪をしていなかった(ショーにも出ていたようで、トロフィーもあったはず・・)ので、リードをすると首周りの毛が盛り上がって、変な感じだったせいで「キツネ」のように見えたし、顔もキツネっぽかった。

名前は「チコ」
それは、前の飼い主が付けていた名前。
飼い主も変わるのに、名前も変わっては混乱しそうだったし、呼び名はそのままにした。
次の日から朝5時に起きて散歩に行った。家ではおしっこやうんちをしないようにしつけられていたので、朝晩の散歩は、欠かせなかった。

「チコ」は、変な犬だった、「変な」というのは「犬らしくない」という事で、何となく「猫っぽかった」。呼んでも来ないし、私に飛びついたり(喜んで)もしなかったし、散歩の途中で歩くのを止めてストライキを起こしたり、また、私が石を蹴ると追いかけてくわえて持ち帰ったし、、。水が嫌いで雨が降ると散歩に行きたがらなかった。そんな「チコ」だったから(?)母も怖がることなく、生活できたのかもしれない。「チコ」とは、10年間一緒に生活をした。

そして、いなくなった。中学生だった私は、社会人になっていた。
チコは10才になり、ヨボヨボと歩くようになって、ちょっと鳴いたので弟が庭で放したほんのちょっとした間に見えなくなった、というのである。帰宅した私は、安易に考えて出かけてしまった。
でも、帰ってこなかった。

次の日から、近所を隅々まで探した。保健所にも連絡をした。
けど、見つけられなかった。私は、自分を責めた。なんで、すぐに探しに行かなかったのか、なんで「戻ってくる」などと思ってしまったのか。

仕事からの帰宅途中に散歩をされている犬は、全部「チコ」に見えた。

諦めに近い気持ちが多くなってきた頃の夜、保健所から「似た犬を保護した」と、電話があった。保護された場所は考えられない位遠い場所だったけど、そこまで行ってしまったのか、、とも思った。
その夜は、胸がどきどきしてなかなか眠れなかった。

朝一番、出社前。保健所に散歩の時に使っていたリードを持って行った。
案内された小さなプレハブの様な建物の中にケージがあって、それぞれの中に犬がいた。

「この犬ですが・・」

と、指された犬は、チコじゃなかった。

「違います」

「そうですか」

短くやり取りをして車に乗った。手に残ったリードが空しかった。


この思い出は、本当に情けなくなる私の過ちです。もっと、しっかりしていれば、、と後悔してもしても、今更どうしようもない事だから。
あの後、チコはどうしたのだろう?けっこう、ヨボヨボだったから、どこかで動けなくなってしまった?誰かに保護された?それとも、事故?
何にせよ、10年間も一緒だった私たちが側にいなかったのは、確かである。

「ごめんね」

としか、言えない。

こんな過ちを2度と起こさないように私は十字架を背負って行かなくてはならないと思う。
スポンサーサイト

| 犬を飼うには。 | 22:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URI

http://fumi33.blog46.fc2.com/tb.php/233-2385b696

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。