ワタシのさんぽ

宮城県で夫、二人の息子、’09/9/8 ドーベルマンのハンナが加わりました。

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あの時は、ごめん。

母を
「おかしい」
と感じたのは、2年ほど前。
でも、その事実を知ったのは、いとこからの電話がきっかけだった。

当時、母は甥(ワタシのいとこ)に体が不自由な伯母(いとこの母で母の姉)のお世話を頼まれていたらしいが、その約束を忘れてしまっている、という連絡があったのが始まりだ。

さらにそれと前後するように、確か暑い夏の季節だったと思う。
店番をしている時に母から携帯に電話があった。
「道が分からない、、、」

皮肉な事に当時、母は“ヘルパー”の資格を取り、働き始めたばかりで介護をするおうちへ自転車で向かっていたらしいのだが、そのおうちを探せない、というのだった。
「前にも行った事があるのに、、、」

電話の向こうの母の声は、ショックと驚き、そして「勤務中なのに」という焦りでパニックを起こしているようだった。冷静さを欠く母にワタシは動揺を隠しながら
「仕事場に連絡してみて」
と言うのが精一杯だった。
すぐにでも駆けつけてやりたいが、そんな距離ではない。
新幹線で1時間以上もかかる場所なのだ。


××××××

そして、母に来てもらって病院を受診しようという事になった。
病院へ行く前。
やはり、母はふとしたことを忘れている。
物の置き忘れは日常茶飯事だったけれど、あるとき
「お昼ご飯、食べたっけ?」
と。
その一言に
「ちょっとぉ、食べたよ~。こわ~い!」
と言ってしまったのだ。

そして、母は涙を流し
「だって、覚えてないんだもん」

ワタシは絶句した。

でも、言い訳がましいが、そんなテレビのドラマかお笑いコントからでしか、聞いたことがないようなセリフを母の口から聞くなんて、心の底から“ゾッ”としたのだ。
(信じたくない、でも、、、。)


そして、受診したのが“もの忘れ外来”。
テレビで見たことがある“テスト”。
そんなテストをひとつひとつ受ける母を見ているとワタシの心のモヤモヤが確信へ変わっていった。

(お母さん、本当に病気なんだ)

そして、医師に
「認知症の疑い」
と告げられる。


(やっぱり、そうなんだ)

その後、母はまた弟と暮らすマンションへ帰り、詳しい検査(MRI)を受け“認知症”と診断されたのだった。



「信じたくない」
という気持ちで、言ってしまった言葉で母を傷つけてしまった。
ワタシはその一言を今も悔やんでいる。
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| 認知症の母のこと | 22:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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